重慶市内の各大学、次々と新学期をスタート

2023-03-31

重慶市内の各大学、次々と新学期をスタート

 

今週、重慶市内の大学では次々と新学期が始まる。219日、『重慶日報』の記者は市内にある多くの大学を訪れて、学生たちの帰還に伴って、静かだったキャンパスは徐々に賑わし始めた、と発見した。一方、新学期から学生たちの心身の健康をリアルタイムで保障するための「健康ステーション」が立ち上げられたのである。

 

▲重慶医科大学で、学生の帰還を迎える立て看板

 

「重慶医科大学で一番の風景は戻ってきたあなたたちだ」。同大学の縉雲キャンパスでは、こうした心の温まる文字は随所に見られる。戻った学生たちが互いに言葉を交わし、再会の楽しみに興じている。一方、図書館と自習室で、一部の学生は早くも「充電」を始めた。

▲重慶大学で自習している学生

 

重慶大学のキャンパスでは、緑の芝生、赤の競走路、そしてバスケットコートから、青春の活力あふれる喝采の声がしきりに聞こえてくる。

学生たちがキャンパスに戻った各大学では、前記の「健康ステーション」が均しく開設されている。

 

▲重慶大学の食堂で日常生活の雰囲気があふれる

 

教育部が去年の年末に公表した『普通高等学校健康ステーション開設管理の手引き』に基づき、重慶市内の各大学は、それぞれの実情に合わせて、学生の心身の健康を保障するための「健康ステーション」を立ち上げたことが、取材で分かった。

例えば、重慶交通大学の南岸キャンパスでは、健康ステーションに400以上の病床が配置されており、一方、同大学の科学城キャンパスでも、2棟の建物を「健康ステーション」の活動場所としている。それに、「健康ステーション」の管理機関が設立され、教員・学生による利用を定める運営規定も設けられた。

▲延期された前学期のテストを受けている四川外国語大学の学生

 

そして、四川外国語大学の関係筋によると、「苑」と「山隠秋鳴」の二か所に分かれて設立された同校の「健康ステーション」は計270の病床を有しており、利用者数に応じて、医者5人と看護婦5人が逐次投入される運びになっているほか、重慶東華医院及び重慶市沙坪壩区中医院と提携関係を結んでいる、という。