歌楽書院発足

2023-12-03



外国語大学における「新文科」を効果的に構築するため、20231023午前、四川外国語大学歌楽書院の発足式が行われ、副学厳功軍教授による司会の下、重慶市教育委員会高教処の李翔氏や、本学並びに各学院の責任者ら同書院の教員・学生代表は式典に参加した。



司会厳功軍副学長

式典で、劉玉梅・本学教務処兼同書院執行委員長書院設立の背景について次のように紹介した。国家戦略と経済成長要請する「新文科」の構築に応えるべく、本学は「外国言語文学」をはじめ、全学科を総動員し、総合的人材の育成を目指していく、ということである。



発言中の劉玉梅教務処長兼同書院執行委員長

その後、同書院の教員代表代彬教授は、「新文科」構築における学際融合をめぐって、自身の担当科目――「ビッグデータ分析と応用型対外人材の育成」についての所感を述べ、続いて、学生の周家尹さん書院で勉強を通じて感じたことを共有した。



  発言中の代彬教授



発言中の周家伊さん

それから董洪川学長書院の将来を展望し、外国語大学で「新文科」を構築するための道筋を示したグローバル化と科学技術が進む中、外国語大学における「新文科」の構築単なる知識伝授だけでなく、今後の社会の需要を見据えた備えでもあるというのである。



発言中の董洪川学長

そして、学際的な統合能力と技術応用指向を有する優秀な対外人材育成「新文科」構築の要点指摘した。変化しつつある国際情勢と複雑な社会問題に対応するため、対外人材は優れた言語力文化の教養を身につけるほか、データー分析やAI等の科学技術も使いこなさなければならない。本学の歌楽書院はまさにそれを実現させるプラットフォームになるものとして、オープンで革新、協力的な環境を確立、教員と学生が一丸となって新しい知識・技術・方法を習得するよう後押しし、もって個人と集団の持続的成長を促進するものである

発言の最後に、董学長国際的な視野と革新精神、社会責任感を持つ対外人材を育成するためには、書院の各活動積極的に取り込み、本学の「新文科」構築に共に努力するよう、教員・学生全員に呼びかけた。継続的な努力・革新を通じてのみはじめて高等教育の発展国家戦略と社会の期待に添うことができ、われわれもそれによって、美しい未来の構築に貢献するものだという。

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歌楽書院発足式に立ち会う各来賓


式典の会場