四川外国語大学・上海外語教育出版社辞書研究センター

除幕式を開催

6月27日午後、四川外国語大学・上海外語教育出版社辞書研究センターの除幕式が立徳楼A301室で盛大に行われた。上海外語教育出版社（以下「外教社」と略す）の黄衛副社長、同辞書事業部張春明主任、本学の祝朝偉副学長、同辞典学研究所の趙翠蓮副所長、同ビジネス英語学院の胡文飛院長、同大学院の胡安江院長、同科研処の王偉処長、同地域連携処の蔣暁麗処長及び同辞典学研究所所属の専任・兼任研究者らが出席し、王処長は会議の進行役を務めた。

会場

王処長は、黄副社長ご一行に歓迎の意を表した上、式典の参加者を順次紹介した。そして胡院長は、本学の辞典学研究所を沿革・チームメンバー・研究成果・学術交流・人才育成等の面から紹介した。

胡院長が辞典学研究所の現状を紹介中

続いて黄副社長は、中国の外国語事業の発展に全力を尽くす専門の辞書出版社として、「外教社」は「多言語・多種類・多次元」の辞書を編纂する条件と能力を持っていると「外教社」の基本情報を紹介した上、多くの成果を出した四川外大の辞典学研究所と手を組んで、中国文化の発信に貢献できることを期待する、と述べた。

「外教社」の現状を紹介する黄副社長

その後、黄副社長と祝副学長は共に「四川外国語大学・上海外語教育出版社辞書研究センター」の除幕を行った。

除幕を行う黄副社長と祝副学長

それから、祝副学長が次のように挨拶した。本学は辞典学研究所の発展を一貫して重視しており、「中国の声を発信する」使命を帯びる研究センターに対して、四つの要求を提起した。第一に、積極的に国の戦略に応じ、組織的な科学研究を行うこと。第二に、専任・兼任のかたちで学内外ひいては国内外にまたがる研究を行うなど、一流の科学研究チームを組織すること。第三に、研究センターの成立を契機に、ハイレベルの研究プラットフォームに成長させること。第四に、一流の科学研究の成果を生み出し、双方で国の戦略に応じたハイレベルの辞書を編纂するなど、一流の研究成果を生み出すこと。

閉会の辞を述べる祝副学長

記念撮影　　　　　　　　　　　　　辞典学研究所で懇談中

除幕式後、参加者全員が辞典学研究所を見学し、双方提携の詳細について踏み込んだ意見交換を行った。副学長兼辞典学研究所の王仁強所長が意見交流会に出席した。

研究センターの設立は本学辞典学研究所の理論研究と辞書編纂を大いに推進することになる。そして今後、中国語と諸外国語の二言語学習辞書をシリーズに編纂することは、「一帯一路」の建設と中国文化の海外発信にも寄与するものと期待できる。