本学学生が重慶市長寿区の案内板訳文を調査

2022-09-13

本学学生が重慶市長寿区の案内板訳文を調査

この間、本学の多言語青年ボランティアチームは長寿湖、獅子灘水力発電所、菩提古鎮、柚郷展望台などを訪れ、各域内の案内板の英語訳・韓国語訳・日本語訳を調査した。

訳文を記録中のボランティア

調査のかたわら、農作業に参加

 

現在、ドイツのBASF社、イギリスのBP社、韓国のSK社など世界トップ500社に入っている多くの企業が進出した長寿区は、産業クラスターを形成しており、国際化を加速化させている。このため、市街や景勝地などにおける案内板翻訳の標準化が求められている。

本学の多言語青年ボランティアたちは、数日間の現地調査で写真資料200余りと文字資料300項目余りを入手するなど、調査地域の案内板翻訳の現状を詳しく調べた。また、オンラインでの資料収集と文献の閲覧、リアルの訪問と座談などを通じて、翻訳文に対する分析報告書を約1万字書き上げた。

今後、長寿区における文化観光産業の発展と外国人投資環境の改善に資すべく、調査内容を整理して、より具体的な解決案を同区文化観光発展委員会などに提出する予定である。これをきっかけに、多言語青年ボランティアチームは調査活動を一層強化し、案内板翻訳に関するローカル基準の制定に注力し、重慶の国際化にも貢献できるよう努力する。