中華民族の「老いを尊び、老いを愛する」という伝統的な美徳を発揚するために、国慶節休暇中、日本語学院ボランティアチームはいくつかのコミュニティに赴き、ボランティア活動を実施した。大学生がコミュニティへのボランティアサビースの常態化が着実に推進されている。

　より多くの人に独居高齢者に関心を持ってもらい、青年たちの社会的責任感を高め、川外学生の優れたボランティア精神を発揚させるために、四川外国語大学日本語学院のボランティアチームが国慶節期間中、堆金村コミュニティ、天星橋街道柑子村コミュニティ、磁器口街道金碧コミュニティ、工人村コミュニティなど多くのコミュニティに向かった。ボランティアたちは学院を代表してコミュニティの高齢者たちを訪問し、高齢者たちにボランティアサービスを提供した。今回の活動では、ボランティアたちが心を込めて高齢者と交流し、高齢者たちに社会の配慮と温かさを感じさせた。

　ボランティアたちはボランティア活動の中で各コミュニティの独居高齢者たちに電話し、高齢者たちに国慶節の祝福を送っただけでなく、彼たちの生活状況とニーズを聞き、体の状況に留意するように注意した。通話中、ボランティアたちは高齢者たちの訴えに辛抱強く耳を傾け、疑問に答えるために尽力し、高齢者たちが生活の中で困っているときにいつでもボランティアやソーシャルワークステーションに連絡して助けを求めるよう促した。

　ボランティアたちは高齢者たちと交流する中で高齢者たちの愛着と知恵を体得した。その中で、ある高齢者は会話の中で彼の若い頃の物語を分かち合い、ボランティアたちを感動させた。彼の言葉には国への愛と敬慕が満ている。ボランティアたちに愛国精神の内包をより深く理解させ、祖国をより愛し、今に立脚し、幸せな生活を大切にするよう呼びかけた。

　ボランティア活動の間、ボランティアたちはコミュニティのゴミの整理と公共施設の清潔さの維持を助け、高齢者たちのために清潔な休憩と娯楽の環境を作った。ボランティアたちは毎朝早くコミュニティセンターに集合し、赤い衣を着て、箒とゴミ袋を手に持って、掃除を始める。コミュニティの高齢者たちは、このような清潔で快適なコミュニティサービスステーションで楽しく碁を打ったり、おしゃべりをしたり、番組のリハーサルをしたりした。その楽しそうな笑顔を浮かべているのを見て、ボランティアたちも幸せを感じた。

　そのほか、ボランティアたちはサービスステーションの資料を整理し、資料の種類に応じて分類し、それぞれの書類がはっきり読めるようにした。

　何人かの高齢者がトランプや碁を打っているのを見て、ボランティアたちがそばに座って「観戦」した。一人のボランティアは進んで碁を打っている高齢者と話し、おじいさんの棋芸とサービスステーションでの生活を尋ねた。おじいさんも親切に応じて、自分のサービスステーションでの楽しい時間を分かち合った。

　今回のボランティア活動は、コミュニティ養老サービスステーションの高齢者たちに生活上の助けと精神的な慰めをもたらしただけでなく、ボランティアたちが他人に奉仕する中で自己価値を実現させることの意味を感じさせた。ボランティアたちは初心を持ち続け、愛の道を歩み、コミュニティの高齢者のためにより多くの温かみと思いやりをもたらしつづけたい。