本学学生が第10回「イオン1%クラブ杯」全国日本語スピーチコンテストで優れた成績を獲得

2024-12-13

      20241116日、第10回「イオン1%クラブ」全国日本語スピーチコンテスト再試合(広州地区)が広州建国ホテルで盛大に開催された。今回のコンテストは公益財団法人イオン1%クラブが主催し、中華人民共和国駐日本国大使館、日本国駐中国大使館、中国日本友好協会が後援し、イオングループが協力した。

 「第10回」という特別な意味を持つ年に、大会は初めて全国の各大学に向けて選手を募集した。オンライン初戦の選考を経て、全国19大学から30人の日本語専攻学生と6人の非専攻学生が再試合に進出し、激しい決戦を繰り広げた。

 

記念撮影

 今回の再試合は「地球環境を守るために、私たちは今何ができるのか」をテーマにして3分間のテーマスピーチ2分間の答弁の2つの部分から構成されている。日本語学院の2021級の李子怡さん、2021級の李湘蓮さん、2022級の廖俊傑さんが参加した。李子怡さんは「パンの2つ目の袋」を切り口として、環境保全に対する独自の見解を示した。李湘蓮さんは自分の体験を語ることで、環境保全に対する新しい視点を提案した。廖俊傑さんは故郷の緑への愛を訴え、弁証法的な角度から環境保全とは何かを分析した。

 答弁では、審査員が選手のテーマスピーチの内容に基づいて質問を行う。「日常生活における環境保全に関する取り組み」の質問対しし、李子怡さんは実際の身近な経験と結びつけ、日常生活において不要なものに対して思い切ってNOを言う具体的な取り組みを紹介した。李湘蓮さんは「みんなのゴミ分別意識をどのように高めるか」という問題に直面し、川外ボランティア活動の経験を生き生きと述べ、審査員を深く感動させた。廖俊傑さんは「緑を優先するか発展を優先するか」という質問に対して弁証法的に答えた。

テーマスピーチと答弁

 この度の大会2021級の李子怡さんは優れた総合能力によって、優勝を勝ち取った。2021級の李湘蓮さんも2位の成績を獲得した。2022級の廖俊傑さんは奨励賞を受賞した。同時に、李子怡さんと李湘蓮さん2人は1週間の訪日の研修機会を得て、20252月に東南アジア諸国からの選手と一緒に東京でスピーチコンテストの王座を争うことになる

在広州日本総領事館総領事貴島善子が李子怡に授賞

李湘蓮は優秀賞と日本への研修資格を獲得

廖俊傑が奨励賞を受賞

指導教師の張穎先生が「最高指導教師」の称号を獲得

 3人の選手は今年の夏休みから、張穎先生の指導の下で大会の準備を始めた。初戦から再試合まで、学生たちは研鑽を重ね、即席スピーチの練習に励み、たゆまぬ努力で優れた成績を収めた。この栄誉の裏には、日本語学院のすべての先生の日頃の身のこもった教えと、日本人教員たちの指示が欠かせない

 李子怡さん、李湘蓮さん2人が東京決勝戦の競技場で、本学学生の専門能力と良好な風貌を十分に展示し、さらに努力し、いい成績を取ることを期待している。