四川外国語大学日本語学科へようこそ

2025-06-30

四川外国語大学日本語学科へようこそ



 

 01日本語学科の概況

日本語学科は1973年に創設され、1975年正式的に学部生の募集を開始した。五十年間にわたる発展成長を経って、今は我が国日本語教育および日本学研究の中心的な処点となっており、5000人余りの優れた人材を育成した。現在、学士、修士、博士という一貫した人材育成体系を有し、在校生は合計500人以上である。修士、博士学位授与点、そして大学の外国語学科の優位性を生かし、道徳教育と人材育成という根本任務を着実にやり遂げ、知識、能力、素養の結合を強調する。日本語の言語的基礎を地固めするとともに、複合性と多様性を兼ね合わせ、学生の革新能力と人的・文化的素養を重視し、愛国心と国際視野を身につけるレベル高い応用研究型日本語学科の人材育成に力を入れている。

 

02 日本語学科の優位性

学士、修士、博士という一貫した人材育成体系

ファストロットの国家級一流学科建設点

2015年「日本外務大臣表彰賞」

重慶市重点学科

重慶市特色学科

重慶市市級教育チーム

「日本語文法」は「重慶市オンライン一流課程」、「日本語翻訳理論と実践」「基礎日本語(1)」は「重慶市オフライン一流課程」「基礎日本語(3)」は「重慶市オンライン一、オフライン一流課程」である

「3+1」 交換留学、委託研修生、ダブルディグリー、海外インターンシップといった海外留学プロジェクトと実習プロジェクト

日本語スピーチと弁論、日本知識文化、日本文化体験といった三つの専攻特訓クラス

 

 

03教師陣

日本語学院には、専任教師21名、外国籍教師3名、特聘専門家2名が在籍している。うち教授5名、准教授8名、博士指導教師2名、修士指導教師13名いる。全専任教師が長期にわたる日本留学または研究の経験を有している。教師陣は、専門的知識が深く、教育経験と研究実績も豊富である。過去5年間、教師は省・部レベル以上の授業コンテストで26回の受賞実績があり、国家社会科学基金プロジェクト6件(うち重点プロジェクト2件)、省・部級の教育・科学研究プロジェクト約20件を主宰した。また、省・部級の教育・科学研究チーム6つを獲得し、省・部級の人材称号を2名が受称した。教材、専門書、翻訳書、編著書を合わせて29冊を出版し、学術論文65本を発表した。

 

 



日本語学院教師陣

 

 



日本語学院教師の主な教育研究業績

 

04 カリキュラム体系

 日本語学会は「基礎強化—能力拡充—専門深化」という理念に基づき、特色あるカリキュラム体系を構築する。基礎強化の段階では、聴解・会話・読解・作文・翻訳の5大核心能力を育成するため、少人数クラス・レベル別授業と没入型言語実践訓練を実施している。音声実験室やシミュレーション教室などを基盤に、言語の基礎力を強化する。能力拡充段階では、学際性と批判的思考力を重視し、中日文化比較・学術研究方法論を開講している。古典文学精読や言語学理論の授業に批判的思考訓練を組み込む。専門深化段階では、国家の対外戦略ニーズに直結し、言語学・文学研究・翻訳実務・経済貿易管理四つの方向を設置している。翻訳分野ではプロジェクト型授業を導入し、経済貿易分野では産学連携による「講義+業界実践」の双方向連携を実現する。 

 本カリキュラムは四川外国語大学の外国語文学分野の優位性を深化させ、学士・修士・博士一貫教育を基盤に、上級学部生向けに大学院先行科目を開放する。短期研修・交換留学などの国際モジュールを組み込み、日本の協定校と協同授業を展開し、「言語能力基盤—学術思考形成—戦略的視野拡大」の全連鎖型育成モデルを確立する。それによって、専門性と越境力を兼備した複合型外国語人材を体系的に育成する。

 

 

05実践教育のプラットフォーム

 日本語学科は、授業を重視し言語能力を固めることに加え、授業外の強化と実践の場の拡充に力を注いでいる。実践週の整備、専門特訓クラスの開設、実習指導教員制度の導入、産学連携モデル拠点の構築、専門実習モデル拠点の開設などを通じて、実践教育の質の向上を図っている。



 

多彩な実践週活動



企業訪問

 

06学生の成果

 日本語学科の学生は言語能力が高く、様々なコンテストで好成績を収めている。受賞の種類が豊富で、レベルも高い。過去5年間で、学生は省・中央政府クラスのスピーチ、作文、翻訳、ディベートなどの専門コンテストで150回以上の入賞を果たした。「中華杯」日本語スピーチコンテスト西南地区大会で13回の優勝、東京決勝戦で準優勝3回、「永旺杯」全国多言語通訳大会の同時通訳部門で1回の優勝(一等賞)、1回の準優勝(二等賞)、省・中央政府クラスのコンテストで1回の優勝、重慶市大学生日本語朗読コンテストで数年間連続の優勝を取得するという目覚しい成果を遂げた。

 また、日本語を専攻する学生は、学んだ知識を活かして積極的に社会貢献活動に参与している。過去3年間、感染対策活動や成都ユニバーシアード、重慶スマート産業博覧会などの国際的イベントに、50名以上の言語ボランティアを派遣した。

 

 



日本語学院の学生が国内外の専門コンテストで受賞

 



日本語学院の学生がボランティア活動に参加

 

 

 

07 学生の進路

 学部生の国内外大学院進学率は毎年25%を超えている。過去5年間、100名以上が北京大学、北京外国語大学、上海外国語大学、日本の京都大学、慶應義塾大学、英国のエディンバラ大学など国内外の名門大学院に推薦・合格した。就職率は長年にわたり90%前後を維持している。卒業生はファーウェイ(華為)、広州トヨタ自動車、ロイター通信などの大手企業をはじめ、国家安全部、税関総署、外交部、地方外事弁公室、商務省などの政府機関、さらに大学・高校など教育機関に広く活躍の場を広げている。 

 日本語学院は「日本語教師の揺りかご」として、これまで20名以上の卒業生が国内大学の日本語学科長・学科リーダーを歴任している。特に西南地区の高等教育機関において、多数の中核的日本語教師を輩出している。卒業生たちは確かな専門知識、勤勉さ、卓越した実務能力、高い責任感により評価され、「四川外大日本語」のブランド力を確立した。

 



国内外の名門大学院に進学した卒業生たち



image.png

日本語学院卒業生の進路状況

 

08校友名鑑


image.png

張致民、日本語学科1980年度卒業生、事業を成長させる傑出した校友。1992年に深セン中和光学有限公司を創立。2000年に深セン太辰光通信有限公司を設立。現在、深セン太辰光通信有限公司の董事長を担任。

 

 


 

李聖傑、2002年度卒業生、武漢大学外国語文学院院長、教授、博士指導教官。

 


李雯、2024年度卒業生、上海外国語大学大学院に推薦入学。四川・重慶日本語作文・スピーチコンクールの一等賞、「中華杯」全国スピーチコンテスト決勝戦の日本航空特別賞、「カシオ杯」日本語スピーチ・ディベート大会の一等賞を獲得。