広島大学北京研究センター第16回日本語作文スピーチコンテストで四川外国語大学は金賞を受賞

2022-03-29

 202235日、広島大学北京研究センター第16回日本語作文スピーチコンテストの個人決勝戦・表彰式がオンラインで開催された。四川外国語大学の四年生の張源江さんは個人決勝戦に進出し、「渋谷育英会理事長賞」を受賞した。日本語学部から投稿・応募された5編の作文は厳正な審査を経て、総合得点1位という優秀な成績で金賞を受賞した。  

 

(日本の垂秀夫駐中国大使、ビデオで挨拶)

 

 オンライン個人決勝戦が始まる前に、日本の垂秀夫駐中国大使はビデオでコンテストの成功裏の開催に祝意を表した。今回の作文スピーチコンテストのテーマは「スポーツ」。決勝戦では、実行委員会がファイナリスト5人のスピーチのビデオを順番に再生した。ファイナリストはそれぞれのビデオが終わった後、オンラインでメイン会場から審査員の質問を受けた。

 

(メイン会場となる広島大学の現場)

 

 張源江さんの応募作品「スリーポイント」は高校卒業の直前に友人たちとバスケットボールをしたことをもとに、日本の作家である村上龍氏の文体とスタイルを参考にし、文章表現において文学性に満ちた作品であった。四川外国語大学の孫璐、李如茵、李雯、韓未の4名も素晴らしい日本語作文を提出した。参加者全員の努力により、四川外国語大学は総合得点1位という優秀な成績で金賞を受賞した。

 

(張源江さん、オンラインで審査員の質問に答える)

 

 今回の受賞は、学生のたゆまぬ努力もさることながら、四川外国語大学のお二人の日本人教師の丁寧な指導に負うところが大きい。二又淳先生と村瀬隆之先生は、コンテストの準備段階から本番まで当学部の参加者にきめ細かな指導をしてくれた。ここで、お二人の日本人教師をはじめ、学生の成長に関心を寄せている先生方に、心からお祝いと感謝を申し上げる。

(日本語学部を代表して金賞受賞の挨拶をした二又淳先生)