日本語学院の大学院生 ランブリッジグループ本部にて研修活動

2023-11-27

   重慶市大学院共同育成基地プロジェクトの年度計画により、日本語学院副院長の陳可冉教授10月下旬に同学院生(翻訳コース)の一団を引率し、成都にあるランブリッジグループの本部を訪問し、そこで研修活動を実施した

成都に本社を置き、アジアとヨーロッパに20のグローバルオフィスを開いたランブリッジは、2000年に設立されて以来、専門的な翻訳サービス会社として、長年にわたり多言語翻訳サービスに力を入れており、世界トップ500社にランクインした企業をはじめ、国内外の多くの大企業と協力関係にあり、2022年には「言語サービス分野における特色あるサービス輸出の国家基地」に指定された

20日午後、ランブリッジ産学連携ディレクター李璐氏に案内されて、研修団一同は成都市ハイテク区にある泰達時代センター」入ったグループ本社の内部を見学し、各言語の翻訳者の仕事ぶりを間近に観察した。  



 見学後、研修団は、李璐デレクターや、同部教研余嘉琪経理翻訳センターメタゲーム李日男部長、通訳部羅丹経理等と座談会を行った。



2時間余りの座談を通じ、院生たちは日本語翻訳通訳業界の現状、将来、そして現在の雇用情勢など各自の関心を持つ問題について業界の専門家と交流し、大学では身につけることのできない知識を取り入れ、自身の視野を広げた。特に李日男部長によるゲームのローカライズ業務について詳し紹介と羅丹経理によるイラスト付き職場キャリアの共有が、研修団に深い印象をのこした。



今回の研修活動は、院生たちにとって、言語サービス会社の運営業態、仕事の流れ、企業文化を理解する上で、貴重な機会となっている今後の勉強や就職活動、仕事において、それを生かすことを期待する。